講座メニューの概要 NPO法人SONAE防災研究所
地域住民のみならず、児童生徒等にも分かり易いように、防災知識をゲーム感覚で楽しみながら、体験習得できるように工夫した研修メニュー(講座)を提供します。
1 地域住民、学校職員、行政職員、児童生徒等、対象の「防災」「減災(備え)」を中心とした研修を実施し、地域防災にかかわる人材の育成を目指します。
2 提供できる研修メニュー
(1)避難者収容をイメージする研修(HUG-S)
①阪神淡路大震災後に静岡県が開発した防災ゲーム(HUG)を東日本大震災での実例を加えて改定した「仙台版HUG-S」で学びます。
②被災者を避難所へ収容する疑似体験ができます。
「避難所運営の担当者となったが、何をすればよいのか」との疑問を解決します。
地域の防災意識向上や防災リーダー研修等に最適です。(所要時間60分~90分)
(2)避難所立ち上げイメージする研修(KIT-1)
①避難所を開設する場面を想定したゲームです。
②災害の種類、状況、季節、時刻などによって避難者を受け入れるための準備活動が
変わります。限られた時間に何ができるかを考え、話し合う中で、運営委員や地域の一員としての立ち上げ活動がイメージできます。(所要時間60分~90分)
(3)避難所運営活動班をイメージする研修(KIT-2)
①避難所には衛生班、名簿班、食料物資班など6~8の活動班があります。
②それぞれの活動班が、どんな活動をし、連携するか明確にします。避難所で次々に起きる様々な出来事に素早く対応する訓練です。(所要時間60分~90分)
たとえば、「避難所内に下痢嘔吐の人が出ました!」
どの班とどの班が、何をすればいいのでしょうか?
(4)災害発生時の緊急判断をイメージする研修(クロスロードゲーム)
①京都大学で開発されたゲームです。
②たとえば、次のような設問が盛り込まれています。
・あなたは中学生、下校中、学校と自宅までのちょうどまん中に来た時、
大きな地震が発生しました。道路の近くの家がつぶれて、瓦が飛び散っています。
あなたは ・家に帰る → YES ・学校に戻る → NO
③参加者は「YES」か「NO」のカードを選びますが、その答えを選んだ理由を述べなければなりません。他の参加者はそれを聞くことで、多様な価値観や視点に出会えるゲームです。(所要時間60分~90分)
(5)災害時要支援者支援体制づくりアドバイス
災害時要支援者支援体制づくりについて、具体的な実践事例を紹介し、災害に備える地域住民同士の助け合い活動の進め方を提案します。(所要時間60分~90分)
【講話の内容】
①災害時の要支援者について
②要支援者の把握の仕方
③支援者の確保の方法
④支援者の活動内容(日常の活動、災害時の支援)
⑤いっとき避難場所をベースにした支援づくりについて
3 研修会実施費用(講師謝金)
(1)仙台市内の研修会
原則:1時間・・・・・・10,000円
(2)宮城県内の研修会
原則:1時間・・・・・・15,000円+交通費
(3)宮城県外の研修会
原則:1時間・・・・・・20,000円+交通費
※これはあくまでも原則です。講師謝金についてはご相談ください。
なお、どんな小さな研修会でもお手伝いします。
注:講師謝金は源泉徴収をせずに、法人口座に銀行振り込みでお支払い願います。
お問い合わせ、お申込みは下記をご覧ください。
ホームページ:NPO法人SONAE防災研究所
1 避難所運営ゲーム(HUGーS)の実施
静岡県が開発したゲームに東日本大震災の実際を盛り込んだ避難者収容と運営を疑似体験できます。Sとは仙台版を示します。町内会などの防災意識啓発に大変役立ちます。
《担当者:古橋・庄子・古澤・永山》
2 避難所活動班イメージトレーニング「KIT」
「避難所の活動班に指名されたが、どのような活動を行うか不安だ」「避難所の運営を具体的にイメージしたい」などの要望に応じたゲームです。避難所内で起きる様々な出来事に核活動班はどのように対応するか、カードを使って具体的にイメージできるゲームです。
《当NPO法人 SONAE防災研究所が開発したゲームです》
《担当者:古橋・古澤・庄子》
3 避難所開設・運営演習
避難所開設や運営の演習を企画から実施まで支援します。
《担当者:古橋・庄子・古澤・永山》
4 災害時要援護者避難支援体制づくり
災害時要援護者避難支援体制の事例を紹介しながら、支援体制づくりの考え方や地域全体で取り組み方を具体的に紹介します。
《担当者:古橋・永山・庄子・古澤》
5 災害時の判断を学ぶ 「クロスロードゲームの実施」
災害発生時の判断は難しいものがあります。実際に起きた事例に基づいた課題に対してYES,NOのどちらかを選ぶゲームです。参加者の多様な考え方から多くのものを学ぶことができます。また、少数の意見の中から貴重な視点を見出すことができます。
《担当者:古橋・庄子・古澤》
6 避難所運営マニュアル作成のアドバイス(講義と協議に参加)
地域で避難所運営マニュアルを作成する際、作成の手順とポイントを解説します。また、地域のマニュアル作成の会議等に参加し、アドバイスも行います。どうか気軽のご相談ください。なお、仙台市内の町内会などは避難所担当課を通じて派遣の要請を行うと便利です。
東日本大震災時の仙台市の避難所開設・運営について、6つの地域調査、仙台市立小学校23校の調査、仙台市消防局の調査、仙台市が行った調査などに基づき、これからの防災、地域活動、行政とのかかわりなど課題を明らかにし、地域の今後の防災活動に生かす内容で講演します。
《担当者:古橋・永山・古澤・庄子》
8 仙台市新地域防災計画の概要の解説
平成25年4月に公表されました、仙台市の新たな地域防災計画について、要点をわかりやすく解説します。町内会などの研修会、PTA、各種団体の研修会でご利用ください。
《担当者:古橋》
9 阪神淡路大震災・東日本大震災から学ぶ教訓
《担当者:古橋・庄子・古澤・永山》
10 災害に備えるマンションの防災
《担当者:庄子》
11 被災者に寄り添う中核支え合いセンターの活動
《担当者:庄子》
12 災害ボランティアセンターの運営と課題
《担当者:古澤・庄子・佐々木》
13」 東日本大震災における津波被害の実際
《担当者:古澤》
14 避難所・仮設住宅の支援について(復興の輪ミーティング等)
《担当者:古澤》
15 社会福祉の歴史
社会福祉協議会・共同募金の歴史と役割を知ることができます。
《担当者:古橋》
16 イソップ物語
イソップ物語を通して、多様な価値観の尊重とは何かを知ることができます。《担当者:古橋》